企業から個人そしてコミュニティの時代へ

企業から個人そしてコミュニティの時代へ

企業から個人へ物が売れないシェアリングエコノミー時代の到来

「物が売れない時代」と言われ始めてもう既に何年もたったような気がします。 断捨離だのミニマリストなどと言った言葉もよく耳にするようになって、 必要最低限のものしか持たないことがカッコイイ風な世の中になりました。

この時代の流れは、日本だけでなくアメリカでも同様によく言われていて、 車社会のアメリカでも車を持たない若者が実際に増えてきているそうです。

普段の会社通勤は電車やバス、ちょっとした移動はUberやlyftを使って レストランからバーへ移動する際にはBirdを使う。車を持つ価値がどんどんなくなってきているのです。

企業が打つ広告の効果もだんだんと薄まってきていて、あの有名人がCMに出てるから、その商品を買おうという時代は終わりに近づいているようで、 企業が消費者に与える影響力が徐々に失われつつあります。

個人が輝く信用の時代

そんななか、順調に業績を伸ばし続けている企業もあります。日本ではソフトバンクやZOZO、アメリカではAppleやAmazon。 業績を伸ばし続けている企業に共通するのは、その企業の経営者個人の持っている影響力・情報発信力の強さではないでしょうか。

ソフトバンクの孫さん、ZOZOの前澤さん、Appleのスティーブ・ジョブズから引き継いだティム・クック、Amazonのジェフ・ペゾスなど、 たとえその企業が明日なくなってしまったとしても、彼らはすぐに別の事業を立ち上げて、人を集め、業績を上げることができるくらい強い影響力を持っているのではないでしょうか。

会社のCEOレベルでなくても、一般人のレベルでも強い個性と情報発信力を持っているいわゆるインフルエンサーが輝く時代。 企業からのメッセージよりも、インフルエンサーの発する情報の方が、より身近に感じられるのです。 遠い存在の芸能人・有名人に勧められるよりも、ツイッターやYouTubeを通してスマホに毎日現れる彼らのほうがより影響力を持ってしまったのです。

影響力のある個人を中心にコミュニティを形成する時代へ

大きな影響力を持ったインフルエンサーが中心となって、コミュニティを形成し始めています。いわゆるオンラインサロン。有名なものをいくつか紹介すると

堀江貴文イノベーション大学校

堀江貴文イノベーション大学校

西野亮廣エンタメ研究所

西野亮廣エンタメ研究所

落合陽一塾

落合陽一塾

箕輪編集室

箕輪編集室

イケダハヤトと連続起業家・正田圭の「脱社畜」サロン

イケダハヤトと連続起業家・正田圭の「脱社畜」サロン

など、強烈な影響力を持つ個人の元に同じ価値観を持った人々が集まりオンラインサロンというコミュニティを形成しています。 これは私の知る限り、日本独自のトレンドのようで、アメリカではこのような動きは今の所なさそうです。 日本人は特にコミュニティを形成することがDNAに組み込まれているのか、属することで安心するのかもしれません。

今後このオンラインサロンというコミュニティの形成がより一般的になっていくのかどうかはわかりませんが、 仮にこの流れが加速してくと仮定すると、企業から個人そしてコミュニティの時代へ突入する。

徳川幕府を倒すために、強烈な影響力を持った坂本龍馬や西郷隆盛、木戸孝允らが立ち上がり、明治維新につながった。 それくらいのインパクトのある時代の転換点に来ているのではないかと思う。

すこし乱暴な妄想をふくらませると、旧来の企業はそういった強烈な個性に倒されて、彼らを中心としたコミュニティが覇権を握る時代がやってくるかもしれない。 そのコミュニティが企業の代わりとなって、モノを作り、サービスを提供していく。そんな時代がもうすぐそこに来ているのかもしれない。

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